なぜ「雨漏り人生」をリリースしたのか

こんにちは、H.O SOFTのひろしです。

Oculus Go用VRゲーム「雨漏り人生 – Rain Leak Life」について、とりあえずリリースが出来たので、その思惑とか、技術的なところ、売上関連などを、これから何回かに分けてお伝えしていこうかと思います。
まず今回は思惑というか、本タイトルを世に出した理由について。

まず、雨漏りを出した理由の一つ目。
これは既に一部でお伝えしているとおり、株式会社H.O SOFTの名刺がわりです。H.O SOFTは現状個人の会社で、ゲームの受託開発が主なのですが、受託ばっかりやってると外からは何をやってるかわからない会社に見えてしまうので、とりあえず一本世に出して、そういう会社なのだな、という印象をつけ、いろいろなところと話をしやすくしたかった、という、シンプルな理由です。
プレイしていただければわかるかと思うのですが、「よくあるVRのゲーム」から、ちょっと外した感じのゲームになっており、「こういう個性的なゲームを作る会社なのだな」と感じてもらえれば、狙いどおりとなります。
そのうち「雨漏りの会社です」で、通じるようになればいいなあと……(難しいかな?)。

二つ目。
VRのゲームというのは、最近ようやく景気のいい話がいくつか聞こえてくるようにはなりましたが、「無名の会社がIPもナシでゲームを出したとして売れるんだろうか?」というのが、個人的に疑問でありました。
VRのストアを見ていると、IPナシの、似たようなゲームが日々リリースされているので、こういったものはどれくらい売れるのかな?というのを、自分でやってみて確認したかった、というのが二つ目の理由です。
これは、今後、これくらい売れました、という数字を、どこかのタイミングで公開します(皆さんの予想どおりの数字が出ると思います)。

三つ目。
公式サイトで見つかる国産VRゲームの数を増やし、日本のVRを元気づけたかった。
VRは、毎年元年、元年と言われながら、なかなか盛り上がらないのですが、その理由の一つはタイトル不足にあると感じています(もちろんそれだけではないです。酔うし、操作めんどいし、気軽さに欠ける点で大きな弱点を持っていますが、とりあえずそれは今のところは棚上げ)。
なので、とにかく日本のゲームがストアに並んでいれば、元気があるように見えるのかな、と思い、ロゴに日本語を入れるなどして、国産ゲームであるという主張をしつつ、リリースしてみました。
ただ、あまりに売れてない感じが出ると結局これはマイナスになってしまうので、難しいですね……。

雨漏り人生のロゴ。海外でもこのまま。

以上、簡単ではありますが、雨漏りというゲームをリリースした理由についてまとめてみました。この他にも、これまでお世話になってきたVRコミュニティへの恩返しであるとか、単にストア申請がどれくらいめんどいのか確認したかった、とか、色々理由はあるのですが、主なところは上記のとおりとなります。

次回は、雨漏りの開発関連として、開発期間や技術まわり、ストア申請まわりなどについてお話ししたいと思います。

「雨漏り人生 – Rain Leak Life」について聞きたい事があればこちらへ!

では!むしろ雨漏れ!

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